えぃじーちゃんは北海道オホーツク管内興部町(おこっぺちょう)の道の駅「おこっぺ」に昨日26日の夕方ちょっと遅くに到着しました。「今日は夕食もコンビニかな?」と、ちょっと落ち込みかけたんですが、ちゃんと食堂が開いていて安心しました。
夜、27日のぶらり旅の行き先を検討しようと思って「興部町の観光地」でネット検索したところ、15位以下に道の駅「おこっぺ」がようやくランクインするくらいで、ベストテンにはお隣の紋別市や滝上町などの観光地がランクインしていてびっくりです。興部町民の皆さんはもっと町内の施設の良さをPRしてほしいものです。
今日27日の朝、散歩を兼ねて道の駅周辺を散策すると道の駅の駐車場の目の前に「興部町公衆浴場」があり、昨日は暑かったから汗を流しておけばよかったと反省したところです。ちなみに、奥に見えるのが道の駅の駐車場です。
郵便局もご近所です。
飲食店も「焼肉・ラーメン 興楽」さんや
「ラーメン・中華料理 興盛亭」さん
味来館さん
「おこっぺんはうす」さんと4軒あるんですね。
道の駅からちょっとだけ離れますが、「米田御殿」と呼ばれる歴史的建造物があり
興部町の教育委員会から確認してもらって、米田さんがご在宅なら内部も見学できるそうで、高貴な方を迎える「迎賓館」なので建物の構造など立派なものとのことです。
道の駅「おこっぺ」は、現在は廃線となった「興部駅」に建設されたとのことで、駅時代の貴重な資料が展示されています。
興部町の特産品を販売する「おこっぺ物産館」
列車を改造して無料の「語らいの舎」や「出会いの宿(ライダーハウス)」が設置されたりしています。
道の駅の庭には人工の滝も設置されており、暑い日には涼やかな感じでいいですね。
ただ、飲料水などの自動販売機の横には「缶・ペットボトル専用ゴミ箱」も無く
一般のゴミ箱も無く、このポスターだけでは「何のために」「誰を対象に」道の駅を設置したのか?をもう一度考えて頂きたいと思います。
ちょっと離れた湧別町(ゆうべつちょう)の駐車場にはこんな看板があり、興部町長さんには参考にして頂きたいと思います。
興部町宇津にある「富田ファーム」さんは、「酪農業・レストラン・チーズ工房・ソフトクリーム屋・ファームイン」と手広くご商売をされている。
ソフトクリームの「ミルク亭」さん
ブルーチーズの熟成管理室」などがあるが、えぃじーちゃんの行った時間が開店前だったので残念。
「ふぁむいん とみた」さん
巨大な搾った牛乳を冷やして保管するタンク
牛は自由に餌を食べ、きっとストレスなく美味しい牛乳を出すんだろうな。
続いて街の近くの「ノースプレインファーム」さんのレストラン「ミルクホール」
ここも開店前だった。
すぐ近くに「興部北興バイオガスプラント」があったので、お話を伺った。
ここは興部町営で現在は酪農家6戸から原料となる牛の糞尿を受け入れ、
発酵させることで、メタンガスを発生・収集し、ガスを燃料に電気を発電(緑色の建物 別会社が経営)する。
発酵後は、固形物と液体に分離し、固形物は発酵・殺菌し牛舎の敷料に。
液体は滅菌し無色透明な液体肥料として道の駅などで販売されている。
次は、松村牧場さんの「ペイン ランド デーリィ」さん。
こちらも開店には時間があったが、
優しくて可愛いお嬢さんの店員さんが特別に入店させてくれ、チーズを売ってくれてチーズの作り方も教えてくれた。こちらがチーズになる前の牛乳が固形物(チーズ)と液体(ホエー)とに分離しつつある状態
こちらの牧場も広大で、牛舎も体育館よりも大きく感じた。
松村牧場さんの背後に「興部町スキー場」があった。
「チーズ工房アドナイ」さんにも行ったが
時間前で人もいなかったので、建物をパチリ。
「オホーツク クリーン ミート」さんは、ハムやソーセージを作る会社。
直売所が見当たらなかったので、外観をパチリ。
「オホーツク農業科学研究センター」は、興部町営で、酪農を支援するために設置され、酪農振興に関する分析・診断やデータの取集・提供。食品加工・利用やハーブの研究などが行われている。
お隣には「家畜臨床科学センター」もあり、
センターの2階から眺める風景も良いものですね。
「興部公園」には、
東屋や池
可愛い子供の像や
興部町開基90周年記念モニュメントがある。
また、公園内には「興部神社」があったので、お参りさせて頂いた。
道の駅の地図に「郷土資料館」とあったので、行ってみたが場所が分からない。近くの福祉施設で尋ねると、興部町教育委員会の職員の方が鍵をもって案内してくれた。見学希望の方は一度教育委員会に電話をして確認してからの見学をお勧めします。
内部の展示物は、興部町の歴史に関する資料・写真・パネル、
農機具や
映画館の映写機
漁業・林業関係の道具
レコード・カメラ、
生活用品などが展示されていました。
別室の「保管室」にも「古民具」がギッシリと棚に保管されていました。
「沙留海水浴場」に行くと、駐車場の奥に「開拓発祥の碑」があり、左側の二人の名前が明治22年、最初に開拓に入った二軒(興部町郷土資料館のパンフレットより。)とのことです。
暑い日だったが海水浴場に海水浴客はいなかった。
沙留漁港に行くと、漁も終わり出荷も終わった船が停泊していた。
漁師さんに伺うと「八尺」と言う道具で、これを海中に投入し海底の砂を掘り起こすように引っ張って、ホタテを収穫するとのことでした。
ちょっと移動すると積んでいる道具が違う船があり、何を獲る漁船か知りたかったが漁師さんがいなかったので、不明です。