えぃじーちゃんのぶらり旅ブログ～お試し北海道20180627余市町

　昨夜は札幌から見たら北の方向の奈井江町で車中泊したんだけど、昨日も忘れ物をして家を出発してしまったんだよね。道北方面の週間天気が良くなかったのもあるんだけど、忘れ物を持って今度は西の方向、後志管内の余市町の道の駅にやって来ました。

　余市町の道の駅は「スペース・アップルよいち」と命名されているんですけど、きっと余市町名産のリンゴとスペースシャトルを併せた造語だろうなと思います。

　道の駅駐車場に「えぃじーちゃん１号」を駐車して、向かったのは「ニッカウヰスキー余市蒸留所」、まずは、蒸留器ポットスチルをご覧ください。

　このポットスチルをデザイン化した蒸留所の案内書きが、道の駅から歩いて行くと目に飛び込んできます。

　JRやバスで国道方面から来た場合は、赤い屋根や石造りの壁や門が目印ですね。

　ガイドツアーも自由見学も選べますが、どちらも無料です。ガイドツアーの方の待合室です。

　製造工程順に写真を並べると、「乾燥棟（ケルン塔）」で発芽した麦を乾燥させ、モルトを造ります。

　細かく砕いたモルトと温水を混ぜ、酵素の働きで甘い麦汁を造る「混和室」

　ろ過した麦汁に酵母を加え発酵させ「もろみ」を造る発酵棟

　もろみを2回加熱し、アルコール度数63度のモルト原酒を造る蒸留棟

　別工程で樽を造り

　樽詰めして、貯蔵して

　昭和9年建造の「ニッカウヰスキー」の前身の会社事務所ですが、皆さん、前身の会社名はご存知ですか？

　「大日本果汁株式会社」だったんですね。ウイスキーが出荷できるまで、リンゴ果汁等を製造していたそうで、「日」と「果」をとって「ニッカ」になったんでしょうね。

　創業者の竹鶴さんの御邸内部です。

　ウイスキー博物館の展示品です。

　本日は、無料で「シングルモルト余市」「スーパーニッカ」「アップルワイン」の3種類を試飲させて頂きました。

　そして、次の見学先は道の駅に併設されている「スペース童夢　余市宇宙記念館」で、この記念館は宇宙に2度行っている宇宙飛行士の毛利衛さんの活躍を記念して造られ、玄関先ではスペースシャトルが出迎えてくれます。

　そしてその横には、本日2018年6月27日午前9時35分に地球から2億８千万Km離れた小惑星「リュウグウ」に到着した「はやぶさ２」の模型まで出迎えてくれました。

　毛利衛さんですね

　展示内容もスペースシャトル打ち上げ映像や

　JAXAコーナーや

　ハッブル宇宙望遠鏡や「きぼう」～宇宙での生活～、デジタルプラネタリュウム等々大人同士でも面白い、子供と来たらもっと面白い記念館ですね。

　余市町文化財コーナーを観ると、色々な時代の埋蔵品が発掘されているようで、今後の発見が楽しみですね。

　今日の夕食はかきざき商店の海鮮工房で「磯丼（ほたて・ホッキ・ツブの海鮮丼）」1,110円にご飯を酢飯に変更して50円の計1,160円。美味しく頂いたので高いとは思わないが、10年前のホッケ定食は500円位、今は740円。高くなったな～～～

　えぃじーちゃんは、28日朝ちょっと早く目覚めたもんだから、道の駅余市から散歩に行きました。道の駅から西の方向に歩くと、余市川があって、鴨のような鳥が水中に潜ったりスイスイ泳いだりしていましたが朝食の時間だったんでしょうか？余市川を渡ると直ぐに温泉施設がありました。これなら昨夜歩いて温泉に入ればよかったのにと反省しながら海側に曲がると、ちょっと新しそうで立派なお寺（真苗は不明です）が

　もうちょっと歩いて、積丹方面に行く国道を渡ると「修行大師さん」のいらっしゃるお寺があり

　このお寺の裏山には「金の仏像」が設置されていました。

　国道の橋に在ったので分かったんですが、余市川は鮎の北限の川なんですね。

　道の駅とニッカウヰスキーの間に有る消防署もメルヘンチックでいいですね。