えぃじーちゃんのぶらり旅ブログ~東北編20180903~04横手市その2
昨日、2018年9月2日は横手(よこて)市増田の内蔵のある街並みをぶらり旅をした。内観料200~300円を払って、店の歴史や内蔵の構造や時代背景等について説明を受けて、「聞かなきゃ分かんない事だらけ」って感じで良かったんだけど、10軒近く聞くと重複部分はあるし、立ちっぱなしで膝はガクガク言い出すし、全軒制覇は諦め、「えぃじーちゃん1号」で道の駅「十文字」に行き写真整理をやっていました。
で、今日の一枚は、「平安の風わたる公園」の太鼓橋です。「後三年の合戦」で有名な「雁行乱れる」の場所だそうで、木造の太鼓橋を模した沼を渡る橋梁です。
話は戻って、道の駅「十文字」へ。この看板だけど、夜は「道の駅」の文字がネオンサインになるんだよね。
「夕食は野菜いっぱいの定食なんかが食べられると良いな」なんて、向かいの「十文字飲食街」の文字を見て勝手に思い込んでいたんだよね。夕食の時間になって行ってみると居酒屋とスナックばっかり。残念。
ラーメン屋さんもあったけど、この夜はラーメンの気分じゃなくて・・・でも、「十文字ラーメン」って売っているくらいラーメンは有名な所なんですね。
眼を道の駅に戻すと、残念ながら24時間でなく、6:00~19:30まで営業のコンビニはあるし、
いろんなタイプの出店はあるし
18:00で営業終了だから、えぃじーちゃんの夕食時間とは合わないけど中華レストランもあるし
甘味処も
活気あふれる農産物直売所、果物がいっぱいだよ。
木彫で、皆川 嘉左ヱ門さんの「北の女」と「冬の朝市」
道の駅「十文字」のマスコット「いっぷく まめたろう」
ビリケンさん
道の駅十文字音頭。道の駅の音頭は初めて見ました。と、内容盛りだくさんの道の駅でした。
「横手市ふれあいセンターかまくら館」・「横手公園展望台」・「石坂洋次郎文学記念館」・「後三年合戦金沢資料館」の4施設は、どこかで入館券を買うと残り3施設はその券をみせるだけで入れるんですね。えぃじーちゃんは洗濯をしたり、買い物をしたりして午後から入館したから、3施設回ったら16:30になっちゃったんだよね。
と、言うことで、「横手市ふれあいセンターかまくら館」に入ろうと思たんだけど、その目の前に、「きみまち橋」なんてちょっと古いけどロマンあふれる橋の名前に惹かれて写真を撮ってしまいました。歓楽街の入り口だったんで、別名「親不孝橋」とも呼ばれていたんだって。よくあるよね。親不孝坂とかは。
館内のホールでは
入館券を購入して中に入ると
かまくらを保管しているマイナス10度?の世界へ(半袖は寒かった。)
横手市のPRビデオも見たけど、「後三年の役(現在は「合戦」)」に関することは、あとで詳しく
「石坂洋次郎文学記念館」
以下、撮影禁止となっていたので、カメラは仕舞いましたが、原節子さん、三船敏郎さん、石原裕次郎さん、吉永小百合さん等のファンが見たら垂涎物のポスターがいっぱいあり、映画化された作品が27本、同じ作品が2回も3回も映画化されていたりするんですね。著作数は資料になかったんですが、当然、作家として活躍中の資料等もたくさんありました。
「後三年合戦金沢資料館」
「後三年の合戦」を説明する前に、「前九年の役」を説明します。
平安時代、まだ朝廷が日本全土を掌握していない時代、都から来た将軍「源義家」が、東北の岩手を中心とする豪族「阿部氏一族」を征圧すべく攻め込んだが、勝つことができず、そこで将軍「源義家」は秋田を中心とする「清原氏一族」に応援を求め、清原・義家連合が勝利をおさめ、清原氏が東北一帯を治めた。これが、「前九年の役」
その後、清原家に内紛が起き、当主清原真衡 対 清原清衡・清原家衡・源義家連合の合戦となり、沼柵(ぬまのさく。柵はおそらく城の前身、砦の意味かな)や金沢柵(かねざわさく。現金沢公園が定説)で戦い、最後は籠城した清原家衡に対し、清原清衡・源義家連合は兵糧攻めで勝利した。激しい戦いだったようです。
源義家は朝廷から恩賞を与えられず、都に引き上げ、清原清衡は姓を藤原に改め「藤原清衡」として岩手平泉で「奥州藤原氏」の基礎を築き、東北一帯を治めた。
金沢(かねざわ)公園(とってもこの地図だけでは行けないです。)
景政功名塚
歌碑
兜杉
兜岩
兜八幡神社
金沢八幡宮
この小さな祠では「トカゲ」さんが出迎えてくれました。
神馬青銅像
本丸址は草の生えた広場でした。(ちょうど刈り取り作業が始まりました。)
皇族の皆様の行啓碑
最後は駐車場にあった「納豆発祥の地」の碑
平安の風わたる公園は「雁行乱れる」(源義家軍が行進していたが、その先には敵の待ち伏せが、その時空飛ぶ雁の飛び方が乱れたのを義家が見て、付近を探索させ敵を殲滅した。)のあったと言われるところ。
櫓があり、上から公園方向を見ましたが・・・
トイレの案内板ですが、おしゃれですね。
後三年合戦の主人公たち
壁には大きな絵巻物が描かれ
太鼓橋
待ち伏せの部隊も、あの白鷺や青鷺のように隠れていたんでしょうか?
歌碑もありました。
4基の銅像の傍に、源義家さんの家系図があり、源頼朝・義経兄弟は、義家さんの4代下の子孫なんですね。もっと下には秋田のお殿様「佐竹家」もあるんですね。
横手公園展望台
花火の筒
日本道中図などの展示物
展望台からの眺望
2回目の「横手やきそば」に挑戦と思って、「食い道楽 横手駅前店」さんに行きました。四天王に4回も選ばれているんですね。
注文は当然「横手やきそば」
卵焼きを麺に搦めてみたんだけど、えぃじーちゃんにはちょっと味が濃かったみたい。えぃじーちゃんに合う「横手やきそば」探しの旅は続くんだな~